医者の彼女
友里「そんなの簡単じゃん、
答えはすでにでてるようなもんでしょ!」

「…へっ⁉︎」

友里「は?いや、レポート…」

「…はっ?レポート⁇」

みさき「来週提出のやつ、倫理学の…
てか亜妃どうした…さっきから、ボーッとして。
上の空って感じじゃん。」

友里「もしかして和弥さんから音沙汰なし
だった、とか?」

「いや、ちゃんと連絡あって、ご飯いったよ」

友里「なんだ、良かったじゃん♪」

「…まぁ、ね。」

花凛「…なんかあったの?」

「それがさ…一緒に住まないかって。」

花凛「うっそ…何それ…ドラマみたい」

みさき「なんで⁉︎なんでそんな話になったの?」

友里「もちろん返事はOKでしょ⁉︎」

みさき「当たり前じゃん。
こんな展開願ってもない話だもん、ね⁉︎」

「…。」

花凛「返事してないの?」

「だって…」

みさき「だって、何⁉︎好きなんでしょ?
忙しくて逢えないんでしょ?
一緒に住むのが1番じゃん」

「そ、だけど…展開早すぎて…
気持ちがついていかない」

友里「そんなこと言ってたら、いつまで経っても
進展しないでしょ。亜妃は慎重すぎる」

みさき「お互い1人暮らしなんだから、
一緒に住めば家賃浮くじゃん。」

花凛「いいなぁ…同棲。私もしたい…」

「…そんなもんなの?」

みさき「当たり前。深く考えるほうがおかしいって‼︎」

花凛「まぁ、亜妃の気持ちも分からなくはないけど、
好きなら一緒にいるのも自然な事だよ。」

…そうなんだ。
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