医者の彼女
和弥「いいか。常識的に考えて、喉が痛い時とか
免疫力が落ちてる時は刺激物は控えて、
胃に優しいものを食べるの。
余計痛めつけてどーすんだよ…」

「…だって食べたくなるんだもん。」

和弥「はぁ…とにかく、今日はダメ。」

「えー…。じゃ、豆乳鍋がいい。」

和弥「はいはい。買い物行ってくるから。」

「…行く。」

和弥「熱あるからダメ」

「もう、ダメダメ言わないで‼︎」

和弥「…言わせてるお前が悪い。…何かいる?」

首を振る。
多分私が悪いんだけど、
今はこれ以上話すとまた喧嘩しちゃいそう。

こんな時くらいもう少し優しくしてくれても
いいじゃん…

黙ってソファに横になると、和弥さんは
ブランケットを掛けてくれて
"行ってくる"と言って出て行った。
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