医者の彼女
バイトに行っても和弥さんの事ばっかり
気になっていた。
正隆「亜妃ちゃん、あーきちゃん。」
「えっ‼︎あ、い、いらっしゃいませ」
目の前には覗き込むように顔を近づけてくる正隆さん。
びっくりした、仕事中にボーッとしてしまっていたらしい。
正隆「どうしたの?ぼーっとして。
具合悪いとか?」
「あ!い、いえ。大丈夫です。
すみません…ご注文は?」
正隆「コーヒーと、ハムサンドにしようかな」
「コーヒーとハムサンドですね。
少々お待ち下さい…」
コーヒーを入れていると、声をかけられる。
正隆「ねぇ、やっぱ顔色悪くない?
…具合悪い時は和弥にはちゃんと言えな。
あいつ、亜妃ちゃんの事心配みたいだから。」
本当にそうなのかな…最近は会話らしい
会話をした記憶がない。
今日だって、もしかしたら婚約者と会ってる
かもしれないっていうのに…。
若干の苛立ちも覚えながらも、こんな事を
誰かに言って解決するわけでもない。
「お、お待たせしました。
ありがとうございましたー。」
何とかバイトを終えて家に帰る。
いつもは食欲なくても和弥さんがいるから
作るけど、今日はいらないって言われてるから
作る気にも食べる気にもなれない。
…もう寝よ。そう思って寝ようとするが、
「ゴホッゴホッ…」
…最近発作の頻度が増えてるなぁ。
ほぼ毎日薬を使ってる。
1回じゃ落ち着かない時も多くて、
1日に2-3回使うこともしばしば。
こうなると夜は眠れなくなるわけで、
睡眠不足の悪循環。
…和弥さんも帰って来ないし、心細い。
この日も結局和弥さんが帰ってきたのは夜中だった。
帰ってくると必ず部屋を覗きにくる和弥さん。
起きていたけど、発作の事もバレたくないし
咳を我慢して寝たフリをして過ごす。
気になっていた。
正隆「亜妃ちゃん、あーきちゃん。」
「えっ‼︎あ、い、いらっしゃいませ」
目の前には覗き込むように顔を近づけてくる正隆さん。
びっくりした、仕事中にボーッとしてしまっていたらしい。
正隆「どうしたの?ぼーっとして。
具合悪いとか?」
「あ!い、いえ。大丈夫です。
すみません…ご注文は?」
正隆「コーヒーと、ハムサンドにしようかな」
「コーヒーとハムサンドですね。
少々お待ち下さい…」
コーヒーを入れていると、声をかけられる。
正隆「ねぇ、やっぱ顔色悪くない?
…具合悪い時は和弥にはちゃんと言えな。
あいつ、亜妃ちゃんの事心配みたいだから。」
本当にそうなのかな…最近は会話らしい
会話をした記憶がない。
今日だって、もしかしたら婚約者と会ってる
かもしれないっていうのに…。
若干の苛立ちも覚えながらも、こんな事を
誰かに言って解決するわけでもない。
「お、お待たせしました。
ありがとうございましたー。」
何とかバイトを終えて家に帰る。
いつもは食欲なくても和弥さんがいるから
作るけど、今日はいらないって言われてるから
作る気にも食べる気にもなれない。
…もう寝よ。そう思って寝ようとするが、
「ゴホッゴホッ…」
…最近発作の頻度が増えてるなぁ。
ほぼ毎日薬を使ってる。
1回じゃ落ち着かない時も多くて、
1日に2-3回使うこともしばしば。
こうなると夜は眠れなくなるわけで、
睡眠不足の悪循環。
…和弥さんも帰って来ないし、心細い。
この日も結局和弥さんが帰ってきたのは夜中だった。
帰ってくると必ず部屋を覗きにくる和弥さん。
起きていたけど、発作の事もバレたくないし
咳を我慢して寝たフリをして過ごす。