医者の彼女
「ゴホッゴホッ…ゴホッ」
また発作…この身体、もう嫌。
「ゴホッゴホッゴホッ…」
咳が外に聞こえたのか看護師さんが入ってくる。
看護師「春川さん、大丈夫ですか⁉︎
ちょっとお待ち下さいね」
そういうと看護師さんは先生を呼ぶように
連絡して、すぐに和弥さんが来る。
和弥「発作か…すぐに吸入準備して。
亜妃、ゆっくり呼吸しような。大丈夫だから。」
そう言われてネブライザーマスクを
つけようとしてくれるんだけど…
もうやだ…何もかも嫌になる。
迷惑かけてる自分も、
こうやって和弥さんに優しくされる事も。
気付いたら私は和弥さんの手を振り払い
マスクを外していた。
和弥「亜妃、苦しくなるから外すな。」
そう言ってマスクをまた口に持ってくるので、布団を被り抵抗する。
「んーっ‼︎いやっ!ゴホッゴホッゴホッ」
和弥「亜妃っ‼︎ちょ…頼むから付けてて。」
布団は剥ぎ取られ、手を押さえられて、
無理やりマスクを押さえられる。
呼吸も苦しくなり、男の人の力に勝てるはずもなく、
されるがままになる。
和弥「…ちょっと肺の音きくな…。」
あんな態度とったからか、
お互い気まずい感じで聴診される。
和弥「…少し話せるか?」
首を振る。
今は聞きたくなかった。
和弥「わかった。また後で来るな…」
1人になるとまた涙が溢れてくる。
私、いつからこんなに弱くなったんだろう…
また発作…この身体、もう嫌。
「ゴホッゴホッゴホッ…」
咳が外に聞こえたのか看護師さんが入ってくる。
看護師「春川さん、大丈夫ですか⁉︎
ちょっとお待ち下さいね」
そういうと看護師さんは先生を呼ぶように
連絡して、すぐに和弥さんが来る。
和弥「発作か…すぐに吸入準備して。
亜妃、ゆっくり呼吸しような。大丈夫だから。」
そう言われてネブライザーマスクを
つけようとしてくれるんだけど…
もうやだ…何もかも嫌になる。
迷惑かけてる自分も、
こうやって和弥さんに優しくされる事も。
気付いたら私は和弥さんの手を振り払い
マスクを外していた。
和弥「亜妃、苦しくなるから外すな。」
そう言ってマスクをまた口に持ってくるので、布団を被り抵抗する。
「んーっ‼︎いやっ!ゴホッゴホッゴホッ」
和弥「亜妃っ‼︎ちょ…頼むから付けてて。」
布団は剥ぎ取られ、手を押さえられて、
無理やりマスクを押さえられる。
呼吸も苦しくなり、男の人の力に勝てるはずもなく、
されるがままになる。
和弥「…ちょっと肺の音きくな…。」
あんな態度とったからか、
お互い気まずい感じで聴診される。
和弥「…少し話せるか?」
首を振る。
今は聞きたくなかった。
和弥「わかった。また後で来るな…」
1人になるとまた涙が溢れてくる。
私、いつからこんなに弱くなったんだろう…