医者の彼女
少し不安になったけど、当の和弥さんは
あんまり気にしてないみたいで…
和弥「いや、悪かった。お詫びってわけじゃ
ないけど週末どっか出かけようか。」
「えっ…ごめんなさい。そういうつもりで
言ったんじゃないよ…みさき達に彼氏の誕生日
くらい知ってないとって言われたからであって…」
和弥「わかってるよ。俺がなんかしたいだけ。」
…嬉しい。
誕生日なんて本当はどうでもいい。
むしろ1年で1番嫌いな日かもしれない。
全然めでたくないから。
年に一度、何のために生まれてきたのかを
考えるだけの日だったのに…。
和弥「どこ行きたい?」
「どこ…」
こういう時ってどこに行きたいって言うのが
正解なんだろう…
21年生きてきてこんな事なかったから
どうしていいか分からない…
和弥「特に希望無ければ勝手に決めていい?」
「あ…うん。お願いします。」
和弥「じゃ、当日のお楽しみってことで」
そうして、ほとんど初めてに近い、2人での
お出かけが決まった。
あんまり気にしてないみたいで…
和弥「いや、悪かった。お詫びってわけじゃ
ないけど週末どっか出かけようか。」
「えっ…ごめんなさい。そういうつもりで
言ったんじゃないよ…みさき達に彼氏の誕生日
くらい知ってないとって言われたからであって…」
和弥「わかってるよ。俺がなんかしたいだけ。」
…嬉しい。
誕生日なんて本当はどうでもいい。
むしろ1年で1番嫌いな日かもしれない。
全然めでたくないから。
年に一度、何のために生まれてきたのかを
考えるだけの日だったのに…。
和弥「どこ行きたい?」
「どこ…」
こういう時ってどこに行きたいって言うのが
正解なんだろう…
21年生きてきてこんな事なかったから
どうしていいか分からない…
和弥「特に希望無ければ勝手に決めていい?」
「あ…うん。お願いします。」
和弥「じゃ、当日のお楽しみってことで」
そうして、ほとんど初めてに近い、2人での
お出かけが決まった。