医者の彼女
検査の結果、中等度の喘息と診断された。
発作起きたし、要経過観察ということで、
しばらく病院のベッドで安静を取るように言われた。
和弥「朝もゼリー1口だけだったし、
昨日もほとんどご飯食べてないんだろ⁇」
…何で知ってるの…
和弥「…点滴しとくか。」
全力で首を振る。
もう手の甲に針を刺されるなんてゴメンだ。
和弥「そんなに拒否んなよ。痛いのなんて一瞬だろ?」
…その一瞬が嫌なんです。
そんな私の気持ちもお構いなしに準備をされる。
和弥「…手。」
私が手を引っ込めるよりも前に和弥さんの
手によって抑えられる左腕。
分かっていたかのように、ニヤリ…と
勝ち誇った様な顔でこっちを見る。
…悪夢、再び…
和弥「…すぐ終わるから。」
「っ…痛い…」
和弥「大袈裟。こんなの小学生でも黙って受けるから」
……
和弥「…俺の仕事が終わるまでここにいろ。
後で迎えにくる。」
点滴をさし終わると、そう言い残して
部屋を出て行ってしまった。
私は、昨日寝れなかったからか、
今更睡魔に襲われて、すぐに眠りについた。
発作起きたし、要経過観察ということで、
しばらく病院のベッドで安静を取るように言われた。
和弥「朝もゼリー1口だけだったし、
昨日もほとんどご飯食べてないんだろ⁇」
…何で知ってるの…
和弥「…点滴しとくか。」
全力で首を振る。
もう手の甲に針を刺されるなんてゴメンだ。
和弥「そんなに拒否んなよ。痛いのなんて一瞬だろ?」
…その一瞬が嫌なんです。
そんな私の気持ちもお構いなしに準備をされる。
和弥「…手。」
私が手を引っ込めるよりも前に和弥さんの
手によって抑えられる左腕。
分かっていたかのように、ニヤリ…と
勝ち誇った様な顔でこっちを見る。
…悪夢、再び…
和弥「…すぐ終わるから。」
「っ…痛い…」
和弥「大袈裟。こんなの小学生でも黙って受けるから」
……
和弥「…俺の仕事が終わるまでここにいろ。
後で迎えにくる。」
点滴をさし終わると、そう言い残して
部屋を出て行ってしまった。
私は、昨日寝れなかったからか、
今更睡魔に襲われて、すぐに眠りについた。