医者の彼女
客1「はつきちゃんっ⁉︎どうしたの⁉︎…っ店長‼︎」

店長「大丈夫⁉︎…ちょ…」

客2「すみません。ちょっと診ていいですか?医者です。
…奥のソファに寝かせて下さい。」

そういって店長と共にソファに連れて行かれる。

客2「…喘息発作だね。薬は持ってる⁇」

頷くと、店長がロッカーから鞄を持ってきてくれた。
薬の袋をみて、お客さんは発作用の薬を取り出し、
吸わせてくれた。


しばらくすると落ち着いてきた。

客2「堂林総合病院の常田です。…喘息はもともと?」

堂林…和弥さんと一緒の病院…⁇

「いえ、ついこの前…診断されました。」


常田「そっか。とりあえず、口ゆすげる?」

店長が水を持って来てくれて、うがいをする。

常田「主治医からお酒は控えるように言われなかった?」

うっ…
聞いてなかった、なんて言えない…

「…ごめんなさい…」

店長「はつきちゃん、喘息なの?
言ってくれたらちゃんと対応したのに…」

「店長…すみません。ほんとに、ご迷惑おかけして…」

店長「いや、大丈夫だけど…とりあえず
今日は帰りな⁇タクシー呼ぶから。」

常田「本当はこのまま病院行きたい所だけど、
とりあえず落ち着いたし、今日は休んで、
明日朝イチで病院に行くこと。いいね?」

「…はい」

そして家に帰った。
< 39 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop