医者の彼女
家に帰り、着替えなどを準備する。

着替えと、タオルと、シャンプー類、歯ブラシと、
メイク道具…

あ。そういえば、大学はどうすればいいかな…

そう思って、電話をかける。

和弥[どうした⁉︎]

「いえ、あの…私大学は…」

和弥[あ、あぁ。とりあえず1週間は様子みたいから
休んでもらいたいんだけど…単位とか大丈夫か?]

最近風邪とかで休み気味だけど、まだ2年生だし。
…多分大丈夫。

「…大丈夫と思います。」

…じゃ勉強道具はいらないか。
あとでみさきか友里あたりに連絡しよ。

必要最低限の荷物だけを持って、
和弥さんの待つ車に戻る。

「すみません…お待たせしました。」

和弥「じゃ帰るか。…その前にご飯どうする?」

「…な、なんでも…」

そっか、ご飯とかも一緒に食べるんだよね…
あんまりお腹空いてないなぁ…

もともとお金がなかったり、作るのが
めんどくさい時は食べないこともしばしば。

和弥「分かりやすいな…じゃ、スーパー寄るか」

何も言ってない。

…というより、スーパーとか行くんだ⁇

そう思いながらも、立ち寄った近所の
スーパーに私も着いていく。

かごを持って颯爽と歩いていく和弥さん。
…やっぱり違和感。
そう思ってると…少しずつ距離があいていたようで。

和弥「ん?どうかした?」

「ふふっ…スーパー似合わないですね⁇」

和弥「うるせーよ」
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