医者の彼女
看護師「春川さん、お食事です。
・・・春川さん、起きれますか?」

看護師さんの声で目を覚ます。
一緒に慶太さんも入ってくる。

慶太「起こしてごめん。お昼だけど、
ご飯食べれそう?」

「…いらないから、寝てたいです・・・」

慶太「そうだね、薬飲んでるから眠いよね。
でも昨日から何も食べてないから少しでも
食べた方がいい。」

「・・・はい」

食事に手をつけるが、食欲もなく、
なかなか進まない。
それでも3~4割は食べたかな。

・・・もう限界。そう思って食べるのをやめる。

看護師「春川さん、もう食事終わりでいいですか?」

「はい・・・すみません。」

看護師「では、さげますね。
あ、もう少しだけ起きてて下さいね」

そう言って看護師さんは出て行った。

しばらく起きていたけど、もう限界。寝たい・・・

自分でリクライニングを倒し、今まさに
寝ようとした時、慶太さんと和弥さんが来た。

慶太「ご飯あまり食べれなかったって?」

情報はや。

「・・・すみません」

慶太「いや、謝ることではないけど・・・
今ちょっとだけ話せる?」

眠たいんだけど・・・和弥さんもいるから、
たぶん今後のことだろう。

「・・・はい。」
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