医者の彼女

再会

その後は特に連絡取る事もなく、
2週間が過ぎた。

休日友理と買い物に。ショッピングモールを
ぶらぶらしてると、前から見覚えのある男性2人が。

友里「ね、あの2人ってこないだの人達じゃない?」

「こないだ⁇…いやいや、違うんじゃない⁇
てか!ね、ここ!ここ見よう‼︎」

…医者だ。絶対会いたくない。
みないフリしよ、それが1番。

そう思って近くにあった雑貨屋に入る。
けど…時すでに遅し。

正隆「あれ…こないだの⁇友里ちゃんだっけ?」

友里「はい、そうです〜‼︎覚えててくれたんですか⁇」

慶太「あー、こないだの。久しぶりだね」

ちょ…友里。勘弁してよ…

3人の会話を後ろで聞きながら、
近くにあった棚の裏に隠れた。

正隆「今日は買い物?」

友里「そうです!亜妃とー…って亜妃⁉︎
どこ行った⁇」

友里が来て私はひっぱられるがまま。
2人の前に連れ出された…。

友里「亜妃と買い物に来たんです♪」

「…ご無沙汰してます。
先日はありがとうございました。」

目を合わさず床を見ながら一応言っておく。

正隆「亜妃ちゃん、途中で帰っちゃったもんねー!
大丈夫だった?珍しく和弥が気にしてたんだよなー」

「はい…大丈夫でした。すみません…」

正隆「あ、このあと和弥と合流するから一緒にどう?」

「あ、いえ…私たちは『いいんですか‼︎ぜひ‼︎』

ちょっと…友里さん?

あー最悪だ。なんでこんなことに…
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