ねえ、知ってる?【上】
うーん。
雨野くんはとっても明るい感じだったし、桐谷くんはその真逆って感じだったなあ。
落ち着いていて、優しそうな感じ。
でも、昼間目を逸らされたのが少し気になる・・・。
『二人ともいい人そうだったけど、桐谷くんは何考えてるのかちょっとわからなかったかも』
『大和か(笑)もしまた二人がつきまとって来たりして、嫌だったら言ってね!(^^)/』
『大丈夫だよ(^-^) ありがとう』
陽十香の既読が付いたところで、私は携帯を置き、机に向かった。