居場所のない想い
夜私の家はリビングに隣接している和室で家族3人並んで寝ていた。
母は仕事もしていたので一緒に寝始めることはなく兄と2人先に寝始める。
リビングと和室の間のふすまを閉めて。
いつもと同じように寝ていた。
するとどれぐらい経った頃かは分からないが近くでゴソゴソとなにかが動く。
そして、私の体に手を触れてくる。
兄だ!と思った。
元々兄は寝相が悪いので特に気にすることもなく寝ていたがよく考えるとおかしい。
だって体がぴったりとくっついているのだから。