君と、シロツメクサと、


「上書きしてくれるの・・・・?」




華は意を決したように俺に行った。

ちょっと。というか、けっこうやばい。


一応今まで保っていた理性がグラグラと揺れだす。











なにそれ・・・・反則過ぎてもう無理なんだけど。何するかわかんないよ?


いや、普通に考えて一回キスするだけでいいでしょ。上書きなんだし。


だから一回キスしたら止まらなくなるかもっていってんの!


マジでないわ。ただの欲求不満じゃね?





俺の脳内では二人のおれが討論しているが、中々意見がまとまらない。

早くしないとまた華を不安にさせてしまう。


そう思った俺は、歯止めが利かなくなった。


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