君と、シロツメクサと、
「んじゃ、それだけ。」
あ、なーんだ。
事務連絡だけだったことに何故か落ち込む。
って!私何を期待してたの…!
でも素直に自分に問いかけると
触れたいって思う。
「七音…」
「ん?」
私は控えめにギュッと抱きついた
「っ華!それは反則だろ…!」
反則…?
私は何を言ってるのかはよく分かんないけど、結構恥ずかしいことをしていることにきづく。
「ご、ごめんっ…!なんか触りたくなっちゃって。」
私は我に帰って七音から離れる
「謝んないで。可愛すぎるから!その理由…」
私は可愛いと言われたことが嬉しすぎて、もう1回抱きつきたくなった。
「言ってから来ないと…俺死ぬ気がする。」
「え……?死ぬの??」
七音が死ぬのはダメ!
「あーごめんごめん。こっちの話。今日家来ていいから、会議の準備頑張れよ」
…仕方ない!
今日はいっぱい甘えるんだから!
「分かった!じゃあ家行くね!行ってきますー!」
そうやって私は保健室を出た。
明日あんなことになるなんて知らずに……