君と、シロツメクサと、



それでクジで生徒会長と副会長と書記長etc.....選ばれるらしい。



え?!



それで、生徒会の担当教員は



「お願いしまーす。粕谷七音でーす」


あ、あの先生だ!

女子生徒が一気にザワつく。

やっぱりイケメンなんだなぁ


そう思いながら私はクジを引く


「華どうだったー?俺は役職無しなんだけどー___」


「せ、せ、生徒会長?!?!」



「は、はぁぁあ!華が!」









もう最悪ー…………


くじは絶対!ということで生徒会長は私に決定!


それでまた改めて挨拶しないといけないんだけど……



(やばい何も出てこない、)


みんなに注目されて何も声が出ない



そんな時、



トンッ

私の背中を粕谷先生が優しく押す


「小野らしくでいいよ」


ドキッ



耳元で囁かれる。



「こんにちはっ!この度生徒会長になりました、1-1の小野 華ですっ!正直自信はありませんが______」



パチパチ

頑張れよー!
よっ!小野華!
可愛いよー!華ちゃんー!


そうやっていまさっき話した先輩が声を上げてくれる。


こんなにも嬉しかったことはないかも!!



頑張ろう!!


< 27 / 177 >

この作品をシェア

pagetop