君と、シロツメクサと、

学校のバッグの中身は昨日確認したはずだから、まいっか!



よし!!完成!



一通りルーティンを済ませて、急いでリビングに下りる。


1階ではもちろん駿斗が待っていて、


「朝ごはんまともに食べてたら間に合わないだろ。行きにコンビニ寄るぞ。」


確かに……急いだっていってももう7時50分。だから駿斗の言う通りにしよう。


「じゃあ行ってきます!」



私は駿斗を追って外に出る


「華!後ろ乗って!」


駿斗は自転車で行くつもりなの?!
でも後ろって怖いし…!


「怖くないから。後ろ乗ってけ。」


「駿斗が言うなら、、お願いします…」


後ろに乗って背中にしがみついてるけど、やっぱりグラグラして怖いな…


「華怖いんだろ。嫌じゃないなら、こうしとけ」


こうしとけと言いながら私の腕を駿斗の腰に絡ませる。


「うん、そーするね。ありがとう」

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