君と、シロツメクサと、



う、うわぁぁ恥ずかしいよー・・・!!!
こんなことしたの初めてじゃん・・・

素っ気なく返事をしたけど、内心バクバク!

マジで照れちゃう…


キキーッ


「っちょ!いきなり止めないでよ!!あ、危ないじゃんか!」



「顔真っ赤だから、クールダウン必要かなーって」


ニヤッと笑う駿斗は明らかに私のことをいじってる。


駿斗のせいなのに。こんなの好きな女の子にするやつじゃん!


ばーか。


いつも私を余裕無くさせる。




「ほれ。行くぞ。捕まれ。」




「分かった。でも学校近づいたら離さないと、2人乗りしてたら怒られるよ??」



「分かってるよーだ。」



またなんかバカにしてる。



「そーいえばさ、保健室の先生。粕谷ってやつのこと気をつけておけよ?」


粕谷先生って、あの背中を押してくれた?


「なんで???」



「お前もやっぱ覚えてないよなー」


??なんの事??




「はぁ。まじで世話焼けるわァ」


ムッ!何か言ってくれてもいいじゃん!



「ま、俺がいるから気にすんな」



「う、うん。」


なんでそんなこと言って勘違いさせるんだろう。


ずるいよ駿斗。


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