君と、シロツメクサと、
乗ったものの。シートベルトどうするんだろう??
前列に乗ったことなかったしなんか高そうな車だから分かんない。
「あの、先生??シートベルトどうするのか教えて頂けませんか?」
恥ずかしいけど言ってみた
「あ、そーだね。ごめんごめん」
そう言って先生は私のシートベルトを付けてくれた。
先生がいい匂いで、至近距離になったときにちょっとドキッとしちゃった。けど…
思い浮かぶのは駿斗ばっかりじゃん。なんであんな可愛くない言い方しちゃうんだろう。
「ねーねー小野。俺昔小野の家の近くに住んでたんだけど、覚えてない?」
え?!そーなんだ!!
「そーなんですか!!!!何歳くらいまで住まれてたんですか??」
「小3の時まで!俺今年で22で、小野たちは今年で17だからー。」
「私たちが4歳のとき!!!」
「そうそう」
へー!!!!知らなかった!
じゃあ先生の小学校って私たちのと同じなのかな??
そんな疑問がいっぱい出てきて、話もすっごく盛り上がっちゃった!
もう学校着いちゃったぁ…!
「先生!ありがとうございました!これからは2人乗りはしません!」
「そーしてね。生徒会長なんだから!」
そうだったー……
私はクジで生徒会長になっちゃったから特に何が優れてるわけじゃ無いんだよー…
でも先生が一緒なら凄い頑張れる気がする!!
「それでは!いってきます!」
「行ってらっしゃい」