君と、シロツメクサと、


今日はLHRもあったから、班で何のレクリエーションをするかとか、夕ご飯何メインに作るかとかを決めてる。



「レクリエーションっていっても山登りとかなんか男臭いな。」


「いやほんとにそうだよね!なんかもっと楽しいのが良かったー!」



「華には丁度いいだろ。な!黒崎さん」


「そうね。小野さんには丁度いいんじゃないの?」



ヴッ


ちょっと傷ついちゃったかも



「わー黒崎さんストレートだなぁ(棒)」



「みりと!別にホントのことだからいいの!というか、黒崎さんってなんか他人行儀じゃない??なんて呼べばいい??」



「別に。他人行儀とは思わないから私は良いわ。」



そ、そうかなぁ?、



「強がんなよー美麗ー」



班の中が水を打ったように空気が張り詰めた。


駿斗、今美麗って。

黒崎さんの名前…


別にいいんだけど……ね。


< 36 / 177 >

この作品をシェア

pagetop