君と、シロツメクサと、
「なになにーー??華ちゃんあの二人のことそんなに気になる??」
ば、ばれてる!!
「まぁ気になるって言うか…。友達として駿斗はおすすめ出来ないなって思って。」
「でもまぁ、美麗ちゃんが決めたならいいと思うけどねー」
ま、まぁ確かに?友達の恋は応援したいと思うけども。
私は駿斗のこと好きなわけだし。
「駿斗の事好きになっちゃった?っていうか!ずっと好きだった?」
「…………」
「あーあ、図星?」
「妬けちゃうなぁー。俺華ちゃんのこと本気だよ?本気で想ってる」
そういうみりとの顔はいつに懐く真剣で…
「華ちゃん顔真っ赤。他の男にこうやって言われてもそうなってた?」
何も言い返すことが出来ないの確か。
駿斗はみりとに隠れてるけど中々のイケメンで、学年2位との呼び声が高い。
イケメン耐性はあったつもりだけど…
「みりといじわる。」
「アハハーいじわるか。そうかもしれないね」
「なんで??」
「他のライバルが居ない間にこうやってマーキングしちゃってるから」
そういったみりとは私に優しくキスをする。
「駿斗は華ちゃんが困ってる時傍にいれないけど、俺はずっとそばにいるよ?」
き、キス…!
はじめての。
ほんとに…ずるいよみりと。