君と、シロツメクサと、
迷った。とっても迷ったけど……
「じゃあ、とりあえずお願いします……」
私はこうやって、先生との秘密の関係を始めた。
その際のルールは、
1.付き合ってることを言っていいのは、駿斗と美麗ちゃんとみりとだけ
2.他の人には、彼氏のことは自分から言い出さないこと
3.この関係(偽カップル)は誰にも言っちゃいけない。
4.付き合ってることを言ってる人の前では、ちゃんとこいびとぼぽく。
5.私が好きな人に告白されたら、この関係は終了。
「これくらいじゃない??」
「これ…私に凄い有利なルールですよね??先生もやめたかったら言ってください!」
「んじゃそーする。それより、名前呼びの練習しよ?」
先生は凄いイケメン。
もうなんでだか私の周りにはイケメンか多いのか。
そんな先生に名前呼ばれたら、誰だってて赤面する…よね?
「は、はい。」
「華。」
先生は耳元で囁く
耳元かくすぐったい。恥ずかしい…
顔真っ赤になってるのが凄い分かる。
「耳、弱いんだよね…?次は華の番だよ?」
そ、そうだった…
粕谷先生の名前は……
七音(ナナト)