君と、シロツメクサと、


部屋を出た私は全力で走ってキッチンに帰る


「ごめーん!遅くなって!」


そう言うと皆私の方を見て沈黙。


「っ!ほんとにごめん!!」


よく見ると料理はもう出来ていた、


「ほんとにごめんごめん!!」



全力で謝ると

「華ちゃん?顔上げて??」

半笑いのみりとが私に言う

「テッテレー!ドッキリだよドッキリ。」


な、なんだぁー。
もうマジで焦ったんだから!!


ごめんごめん

そんな会話をして。



「それでは!いただきます、」


「「「いただきます」」」


私たちはご飯を食べ始める、


言わなきゃいけない!


でもなんか緊張してきた…


「華。何モジモジしてんた?」


駿斗がそう言って私に話を振る

言わなきゃっ!



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