君と、シロツメクサと、
バァァァアン
「華!!!!!」
この声は・・
「せんせ、い・・・?」
「お前ら二人とも警察に突き出されたくなかったら、理事長室に即効行け。話は通してある。二度と華に近づくな。」
「ひ、ひぃいいい!!!」
あの先輩たちが叫びながら部屋を出ていくと、先生がこっちにやってくる。
「華ごめん。ごめん。守れなくて・・・・どこが痛い?」
守れなくてって・・・先生は十分守ってくれたのに・・・?でもそんなことを伝える気力もなくて
「あたま、うしろ・・・」
とだけ言う
「分かった。病院行くぞ。」
私は縦に首を振る。