君と、シロツメクサと、


あっ・・・・・やっちゃった。









「華今なんて____」



先生は驚いたような顏をした。

でも、私が気づいたってことを言ったら、なんか全部変わっちゃう気がして・・・・・


「ごめんなさい!従兄弟のことなな兄って呼んでて、なんか先生と雰囲気似てたから間違えちゃいました!すみません!」



さすがにバレてる・・・・。かな?



「ふーん。俺は従兄弟じゃないよ?彼氏だよ?」

そういうと先生の顔が耳元に近づいてくる。



カプッ


「ひゃっ!!!」

耳。噛まれた・・・



「間違えたお仕置き。これからも間違えたら覚悟してよ?」



顔が火照っていくのが、見なくてもわかる。

なんだか今までにないくらい鼓動が早く打つ。


それからというもの、結局私が寝ちゃって気づいたら自分の部屋にいた。



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