君と、シロツメクサと、


「私、生徒会長とか不安で仕方なかったけど、クラスのみんなが私のこと助けてくれて、励ましてくれて、すっごい楽しいクラスだと思う!!優勝したら何もないのはちょっと寂しいけど、頑張ろー!!」


それに合わせてみんなで、「おー!!!!!」と叫ぶ。

このクラスでいろんな人と出会えて、すっごく楽しかった・・・!まだ全然終わらないけど、一つの区切りとして頑張ろう!!


「あ、華!優勝したら保健室の粕谷先生がクラスで焼肉奢るってー!」



美優のその言葉に、クラスがより一層盛り上がる。


聞いてない!とか思っちゃうんだけど・・・

片想いなのに嫉妬とか・・・・


「華は聞いてなかったの?」

美麗が私に聞いてくる。

「うん・・・教えてくれてなかった・・」


そういう私を見て、美麗が今までにないくらい驚いていた。


「華・・ほんとにあの先生のこと好きになっちゃったんだ・・」

「えっ!?ま、まじか・・わかる??」


「ずっと一緒にいたんだからわかる。」



美麗ったらツンデレじゃん!可愛いなぁ・・


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