シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
「沙耶さん、おはようございます」
「……あ。おはよう、ございます」
私はペコッと頭を下げた。
昨夜、公園でラブラブだっただけに、鳴海くんとの距離が遠い。よそよそしさすら感じるけれど、颯太の手前、そうしてくれるのが有り難い。
鳴海くんは、私がさっきまでそうしていたように、颯太の前に腰を下ろし、目線を合わせた。
「お。きみ、カッコイイ服着てるね? プラレール?」
颯太は自分のトレーナーへ、ハッと目を落とし、うん、と答えた。
「そっか。何が一番好き? のぞみとか、はやぶさかな? お兄ちゃんはドクターイエローが好きだったな」
「あ! ドクターイエロー、ぼくも好きっ! それにはやぶさも好きだよ! ママにこの前買ってもらったし!」
あっという間にテンションの上がった颯太が私の後ろからサッと出て、鳴海くんの前で意気揚々と話し始めた。
「クリスマスプレゼントも電車にするんだぁっ、ねっ? ママ!」
「うん」
「そっかぁ。ママはきみの事が大好きなんだね」
「うんっ!」
颯太の顔にいつもの笑みが戻る。本当に嬉しそうで幸せそうな天真爛漫な笑みだ。
「……あ。おはよう、ございます」
私はペコッと頭を下げた。
昨夜、公園でラブラブだっただけに、鳴海くんとの距離が遠い。よそよそしさすら感じるけれど、颯太の手前、そうしてくれるのが有り難い。
鳴海くんは、私がさっきまでそうしていたように、颯太の前に腰を下ろし、目線を合わせた。
「お。きみ、カッコイイ服着てるね? プラレール?」
颯太は自分のトレーナーへ、ハッと目を落とし、うん、と答えた。
「そっか。何が一番好き? のぞみとか、はやぶさかな? お兄ちゃんはドクターイエローが好きだったな」
「あ! ドクターイエロー、ぼくも好きっ! それにはやぶさも好きだよ! ママにこの前買ってもらったし!」
あっという間にテンションの上がった颯太が私の後ろからサッと出て、鳴海くんの前で意気揚々と話し始めた。
「クリスマスプレゼントも電車にするんだぁっ、ねっ? ママ!」
「うん」
「そっかぁ。ママはきみの事が大好きなんだね」
「うんっ!」
颯太の顔にいつもの笑みが戻る。本当に嬉しそうで幸せそうな天真爛漫な笑みだ。