シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
ーーお母さんにちゃんと話せて良かったな。
胸のつかえが取れて、スッキリと楽な気持ちになっていた。
結婚に対して、具体的な話をしていないからかもしれないけど。金銭的な事は何も言われなかった。
お母さんは昔からそうだ。余程の事じゃない限り、私の意思を受け入れてくれる。
ーー私も……。お母さんみたいなお母さんになれたらいいな。
ぐっすりと熟睡する颯太を起こさないように、そっと布団をめくり、隣りに体を横たえる。
充電しっぱなしのスマホは、すっかり満腹状態になっていた。
ホーム画面を確認すると、さっき鳴海くんに送ったメッセージの返事が届いていた。
【いいよ(^ ^)来週の日曜空けておくから三人で行こう。個人的に好きなイベントだし、楽しみ】
ーー鳴海くん…。
やっぱり好きだなぁと思い、つい通話ボタンを押したくなる。
でも今日はもう遅いし、颯太も両親も寝てる。
ーー明日会えるんだから、我慢しなきゃね。
かわりにメッセージだけを送る事にした。
【ありがとう(≧∀≦)大好きだよ、おやすみなさい】
送信してすぐに返事が届く。
【俺も好き】
【大好きだよ、沙耶さん】
【おやすみ】
ーーうわぁぁ…っ!
彼のメッセージを見た瞬間、胸の奥に震えを感じ、きゅっと痛くなった。
ーーなんだろう、心臓が痛い。撃ち抜かれるってこんな感じ……?
胸のつかえが取れて、スッキリと楽な気持ちになっていた。
結婚に対して、具体的な話をしていないからかもしれないけど。金銭的な事は何も言われなかった。
お母さんは昔からそうだ。余程の事じゃない限り、私の意思を受け入れてくれる。
ーー私も……。お母さんみたいなお母さんになれたらいいな。
ぐっすりと熟睡する颯太を起こさないように、そっと布団をめくり、隣りに体を横たえる。
充電しっぱなしのスマホは、すっかり満腹状態になっていた。
ホーム画面を確認すると、さっき鳴海くんに送ったメッセージの返事が届いていた。
【いいよ(^ ^)来週の日曜空けておくから三人で行こう。個人的に好きなイベントだし、楽しみ】
ーー鳴海くん…。
やっぱり好きだなぁと思い、つい通話ボタンを押したくなる。
でも今日はもう遅いし、颯太も両親も寝てる。
ーー明日会えるんだから、我慢しなきゃね。
かわりにメッセージだけを送る事にした。
【ありがとう(≧∀≦)大好きだよ、おやすみなさい】
送信してすぐに返事が届く。
【俺も好き】
【大好きだよ、沙耶さん】
【おやすみ】
ーーうわぁぁ…っ!
彼のメッセージを見た瞬間、胸の奥に震えを感じ、きゅっと痛くなった。
ーーなんだろう、心臓が痛い。撃ち抜かれるってこんな感じ……?