シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
ゲーム進行役のお姉さんの合図で釣りを始め、針がうまく引っ掛からなくて颯太は苛立ち、顔をしかめた。
「ママーっ、これ取ってぇー?」
どうしても欲しいショベルカーが有るみたいで、早々に釣り竿を渡される。
「分かった。ママ頑張るねっ」
そう言って何とか引っ掛けようと工夫するのだが、中々難しくて上手くいかない。
「あれ? 難しいなぁ…」
颯太が欲しい物だから取ってあげたいと思うけれど、元々こういう事には不慣れな私だ。
やがてショベルカーを取り囲むミニカーが邪魔になっている事に気付いて、順番にそれらを釣り上げてカゴに入れる。
「それじゃないよ、ママーっ、早く早くっ」
合間で颯太に急かされて、焦るせいかやっぱり上手くいかない。やがて終了の合図が鳴った。
「あぁ〜、ごめん、颯ちゃん。ママ下手っぴでこれぐらいしか取れなかった」
カゴの中身は赤や黒の普通車に救急車と全部で五台だ。
「もぉーう! ママのバカァーっ、ぼくこのショベルカーが欲しいって言ったのにーっ」
「ごめんね?」
ーーうわぁ。どうしよう……この感じだとまたやりたいって言われそう。
「ママーっ、これ取ってぇー?」
どうしても欲しいショベルカーが有るみたいで、早々に釣り竿を渡される。
「分かった。ママ頑張るねっ」
そう言って何とか引っ掛けようと工夫するのだが、中々難しくて上手くいかない。
「あれ? 難しいなぁ…」
颯太が欲しい物だから取ってあげたいと思うけれど、元々こういう事には不慣れな私だ。
やがてショベルカーを取り囲むミニカーが邪魔になっている事に気付いて、順番にそれらを釣り上げてカゴに入れる。
「それじゃないよ、ママーっ、早く早くっ」
合間で颯太に急かされて、焦るせいかやっぱり上手くいかない。やがて終了の合図が鳴った。
「あぁ〜、ごめん、颯ちゃん。ママ下手っぴでこれぐらいしか取れなかった」
カゴの中身は赤や黒の普通車に救急車と全部で五台だ。
「もぉーう! ママのバカァーっ、ぼくこのショベルカーが欲しいって言ったのにーっ」
「ごめんね?」
ーーうわぁ。どうしよう……この感じだとまたやりたいって言われそう。