シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
鞄からお弁当と水筒を取り出し、プラスチック製のコップとお皿をそれぞれ三つ、割り箸二膳と颯太のお箸セットを出して並べる。
最後にお手拭き用のウェットティッシュを出すと鳴海くんが感嘆の息をついた。
「すごい、沙耶さん。用意周到だね?」
「ふふっ、ありがとう。これはね、慣れだよ、慣れ。さっ、食べよ食べよっ?」
一つ一つラップに包んだおにぎりを並べ、おかずメインのお弁当の蓋を開ける。すると颯太が「うわぁ」と歓声を上げた。
「ぼく、からあげとタコさんウインナー欲しいっ」
そう言ってお皿を渡されるので、リクエストに応じて入れてあげる。
「ママ、おいひぃーっ」
「ほんと? ありがとう。まだまだいっぱい有るからね?」
「うん!」
「沙耶さん、俺も何か貰っていい?」
「うん、お皿ちょうだい?」
鳴海くんから受け取ったお皿に、彼の好物を入るだけ取って渡す。
「ありがとう。……いただきます」
行儀よく手を合わせた鳴海くんを見て、颯太も慌てて手を合わせる。
「んー、んまっ。俺、このチーズカツ凄い好き」
「うん、だと思った」
彼の食べっぷりが良くて、幸せな気持ちになる。
最後にお手拭き用のウェットティッシュを出すと鳴海くんが感嘆の息をついた。
「すごい、沙耶さん。用意周到だね?」
「ふふっ、ありがとう。これはね、慣れだよ、慣れ。さっ、食べよ食べよっ?」
一つ一つラップに包んだおにぎりを並べ、おかずメインのお弁当の蓋を開ける。すると颯太が「うわぁ」と歓声を上げた。
「ぼく、からあげとタコさんウインナー欲しいっ」
そう言ってお皿を渡されるので、リクエストに応じて入れてあげる。
「ママ、おいひぃーっ」
「ほんと? ありがとう。まだまだいっぱい有るからね?」
「うん!」
「沙耶さん、俺も何か貰っていい?」
「うん、お皿ちょうだい?」
鳴海くんから受け取ったお皿に、彼の好物を入るだけ取って渡す。
「ありがとう。……いただきます」
行儀よく手を合わせた鳴海くんを見て、颯太も慌てて手を合わせる。
「んー、んまっ。俺、このチーズカツ凄い好き」
「うん、だと思った」
彼の食べっぷりが良くて、幸せな気持ちになる。