シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
『え! 行くよ、行く行く。課題は夕方からでも終わるから。良かったら颯太くんに電話代わって貰える?』
「あ、うん。ちょっと待ってね? ……颯ちゃん、ジンくんから」
込み上げる喜びを隠せず、笑顔で颯太にスマホを渡した。
「ジンくん、あのね。ぼく今日公園で遊びたいの!」
颯太は嬉々として用件を伝え、「うん、うん」と相槌を打っていた。
「えっとねー、全部っ! ……うん、わかったぁ。うん、またねっ、バイバーイ!」
電話での話が済んだらしく、「はいママ」とスマホを返された。液晶を開いて耳に当てるけれど、既に通話は途絶えている。
「ジンくん、何て言ってた?」
「えっとねー、ママにじゅんびしてもらったら一緒に行こうって! あとでうちに来るって言ってたよ?」
「そっか! じゃあママは急いで準備しないとね!」
「うん!」
ーー颯太が何で急にこんな事を言い出したのかは分からないけど……嬉しいな。
不意にスマホが音を鳴らし、彼からのメッセージを読み取った。
【二十分ぐらいでそっち行くけど、大丈夫?】
【うん、全然大丈夫! 急いで用意するね!】
ウキウキした気持ちいっぱいで、私は水筒や着替えの服、タオルなどを鞄に詰め込んだ。
「ママー、お砂場セットもー」
「うん、分かったぁ」
玄関に置いたそれを颯太から受け取り、ビニール袋に入れてから鞄に仕舞う。
それから十分ほどして、インターホンが鳴った。「ジンくんだ!」と言って颯太が我先に玄関へと駆け出した。
「あ、うん。ちょっと待ってね? ……颯ちゃん、ジンくんから」
込み上げる喜びを隠せず、笑顔で颯太にスマホを渡した。
「ジンくん、あのね。ぼく今日公園で遊びたいの!」
颯太は嬉々として用件を伝え、「うん、うん」と相槌を打っていた。
「えっとねー、全部っ! ……うん、わかったぁ。うん、またねっ、バイバーイ!」
電話での話が済んだらしく、「はいママ」とスマホを返された。液晶を開いて耳に当てるけれど、既に通話は途絶えている。
「ジンくん、何て言ってた?」
「えっとねー、ママにじゅんびしてもらったら一緒に行こうって! あとでうちに来るって言ってたよ?」
「そっか! じゃあママは急いで準備しないとね!」
「うん!」
ーー颯太が何で急にこんな事を言い出したのかは分からないけど……嬉しいな。
不意にスマホが音を鳴らし、彼からのメッセージを読み取った。
【二十分ぐらいでそっち行くけど、大丈夫?】
【うん、全然大丈夫! 急いで用意するね!】
ウキウキした気持ちいっぱいで、私は水筒や着替えの服、タオルなどを鞄に詰め込んだ。
「ママー、お砂場セットもー」
「うん、分かったぁ」
玄関に置いたそれを颯太から受け取り、ビニール袋に入れてから鞄に仕舞う。
それから十分ほどして、インターホンが鳴った。「ジンくんだ!」と言って颯太が我先に玄関へと駆け出した。