シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
「おじいちゃんも一緒に遊ぼうよーっ?」
颯太が父を誘い、子供たちと鳴海くんと父で、すごろくゲームを始めていた。その途中で全ての片付けが済んで、私もゲームの進み具合を見に行った。
サイコロを振って、それぞれのコマを手で運び、止まったマスの指示に従って、五マス進んだり、三マス戻ったりしていた。
先頭を切っているのは父で、すぐ後ろに颯太が追い付き、マリちゃん、シュンくんの順でコマを進めている。
鳴海くんはサイコロ運が良くないのか、一度スタートまで戻り、その辺りを進んだり戻ったりしていた。
「昔から苦手なんだよなぁ」と言って困ったように笑っている。
ゴールにはサイコロの目がピタリと合わなければ上がれないルールらしく、颯太と父で一着争いをしていた。
「おっ! ぴったり三だ! 祖父ちゃんが一番乗り〜」
「えぇーっ!?」
颯太が頬を膨らませて転がるダイスを拾った。
「ちがうよっ、三じゃなくて二だったもん! おじいちゃんゴールじゃないよっ」
言いながら自分の番でサイコロを振り、見事にピタリとゴールまでの六を出した。
「あーっ、そうたくん二ちゃくだー」
凄い凄いと笑うマリちゃんとシュンくんだが、颯太は不貞腐れて口を尖らせていた。
颯太が父を誘い、子供たちと鳴海くんと父で、すごろくゲームを始めていた。その途中で全ての片付けが済んで、私もゲームの進み具合を見に行った。
サイコロを振って、それぞれのコマを手で運び、止まったマスの指示に従って、五マス進んだり、三マス戻ったりしていた。
先頭を切っているのは父で、すぐ後ろに颯太が追い付き、マリちゃん、シュンくんの順でコマを進めている。
鳴海くんはサイコロ運が良くないのか、一度スタートまで戻り、その辺りを進んだり戻ったりしていた。
「昔から苦手なんだよなぁ」と言って困ったように笑っている。
ゴールにはサイコロの目がピタリと合わなければ上がれないルールらしく、颯太と父で一着争いをしていた。
「おっ! ぴったり三だ! 祖父ちゃんが一番乗り〜」
「えぇーっ!?」
颯太が頬を膨らませて転がるダイスを拾った。
「ちがうよっ、三じゃなくて二だったもん! おじいちゃんゴールじゃないよっ」
言いながら自分の番でサイコロを振り、見事にピタリとゴールまでの六を出した。
「あーっ、そうたくん二ちゃくだー」
凄い凄いと笑うマリちゃんとシュンくんだが、颯太は不貞腐れて口を尖らせていた。