シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
鳴海くんが淹れてくれたコーヒーを飲み干し、まだ六時なんだなぁと考える。
ーー私、今日ここに泊まるんだよね。鳴海くんと……。シちゃったりするのかな?
勿論そういう行為も望んではいるけれど、最後にしたのがもう六年以上も前の事なので想像が難しい。
「沙耶さん」
「えっ、あ。うん……なに?」
幾らか挙動不審な私を見て、鳴海くんが眉を下げて笑う。
「お風呂。何時に入るかなと思って」
「え。……ああ〜…」
お風呂か、と考えてその生々しさに顔が火照る。
「俺、いつもシャワーで済ましちゃうんだけど。お湯ためる?」
「……う、ん」
ーーどうしよう。
急に二人きりの空間に恥ずかしさが募り、赤面した顔を上げれずに俯いてしまう。
ーー今日どんな下着付けてたっけ?
首を捻り、ドレスを着せて貰う都合があったから確か一番良いやつだったと思い当たり、胸を撫で下ろす。
暫くの間、沈黙が部屋を満たした。
「ああ、もう。沙耶さんってば意識し過ぎ!」
「え……?」
向かいに座った鳴海くんがコップとお弁当を置いたままの机を脇に寄せ、目の前に座る。そのままグイと抱き寄せられ、キュンと心臓が痛くなる。
「このまま抱いても良いって事?」
「え、あっ、あの」
それ以上話す間もなく、彼に唇を塞がれた。
「お昼、遅めだったし。お弁当まだでも大丈夫だよね?」
ーー私、今日ここに泊まるんだよね。鳴海くんと……。シちゃったりするのかな?
勿論そういう行為も望んではいるけれど、最後にしたのがもう六年以上も前の事なので想像が難しい。
「沙耶さん」
「えっ、あ。うん……なに?」
幾らか挙動不審な私を見て、鳴海くんが眉を下げて笑う。
「お風呂。何時に入るかなと思って」
「え。……ああ〜…」
お風呂か、と考えてその生々しさに顔が火照る。
「俺、いつもシャワーで済ましちゃうんだけど。お湯ためる?」
「……う、ん」
ーーどうしよう。
急に二人きりの空間に恥ずかしさが募り、赤面した顔を上げれずに俯いてしまう。
ーー今日どんな下着付けてたっけ?
首を捻り、ドレスを着せて貰う都合があったから確か一番良いやつだったと思い当たり、胸を撫で下ろす。
暫くの間、沈黙が部屋を満たした。
「ああ、もう。沙耶さんってば意識し過ぎ!」
「え……?」
向かいに座った鳴海くんがコップとお弁当を置いたままの机を脇に寄せ、目の前に座る。そのままグイと抱き寄せられ、キュンと心臓が痛くなる。
「このまま抱いても良いって事?」
「え、あっ、あの」
それ以上話す間もなく、彼に唇を塞がれた。
「お昼、遅めだったし。お弁当まだでも大丈夫だよね?」