シングルマザーの私が学生と恋♡するんですか?
「ぅえーっ!? 鳴海のママ若いなー?」
そこで颯太が振り返り、ジトッとした目で見てくる。
ーーうん、大体何を言いたいのかが分かる。
少し進んだ所で「じゃあなー」と友達に手を振り、颯太は私が追い付くのを待った。
「もう。友達の前では話しかけないでって言ってるじゃん?」
「ふふっ、ごめんごめん」
「てか、なに? またママそんなに買い物したの?」
「え? うん。安売りしてたからついね。あ、颯ちゃんの好きな餃子も買ったよー?」
「ママ、ちゃん付けやめてってば」
「ハイハイ」
「……はぁっ。ったく、しょうがないなぁ」
ん、と不貞腐れながらも、颯太が右手を出した。
「なに?」
「荷物貸して? おれが持つから」
「えー、大丈夫だよ。これぐらい」
「ジンくんにも重いもの持つなって言われてるじゃん? ほら、つべこべ言わずに貸せって」
颯太が引かないので、ハイと任せる事にした。
「おも、てか普通に牛乳とか買ってるし。馬鹿じゃね?」
「ふふっ、颯ちゃんありがとう。やっぱり男の子だよね、頼りになるなぁっ」
「だからちゃん付けやめろって」
「ごめんごめん」
「ママ絶対悪いと思ってないし」
「そんな事ないよー」
そこで颯太が振り返り、ジトッとした目で見てくる。
ーーうん、大体何を言いたいのかが分かる。
少し進んだ所で「じゃあなー」と友達に手を振り、颯太は私が追い付くのを待った。
「もう。友達の前では話しかけないでって言ってるじゃん?」
「ふふっ、ごめんごめん」
「てか、なに? またママそんなに買い物したの?」
「え? うん。安売りしてたからついね。あ、颯ちゃんの好きな餃子も買ったよー?」
「ママ、ちゃん付けやめてってば」
「ハイハイ」
「……はぁっ。ったく、しょうがないなぁ」
ん、と不貞腐れながらも、颯太が右手を出した。
「なに?」
「荷物貸して? おれが持つから」
「えー、大丈夫だよ。これぐらい」
「ジンくんにも重いもの持つなって言われてるじゃん? ほら、つべこべ言わずに貸せって」
颯太が引かないので、ハイと任せる事にした。
「おも、てか普通に牛乳とか買ってるし。馬鹿じゃね?」
「ふふっ、颯ちゃんありがとう。やっぱり男の子だよね、頼りになるなぁっ」
「だからちゃん付けやめろって」
「ごめんごめん」
「ママ絶対悪いと思ってないし」
「そんな事ないよー」