不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。下
俺の方が断然カワイソウ!!!
と、
「それに、お前の"力"の副作用は命を削る…余計調べるのは当たり前だ…」
真剣な顔で検査を進める吉田さんは昔と全く変わらない人だ。
_______________『お前の命を削らせない方法があるかもしれない。俺にお前を研究させてくれ。信じてついてきてくれ。何年もかかるかも知れないが、絶対に救ってやる』
この言葉が、この人こそが、
俺がこの研究所で生活する一筋の希望なんだ___。
そう、ずっと信じて止まなかった、
はずだった。
あの日までは____________。