不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。下
#.12 虚無


***


side.ショウ



あの日、俺はアカリさんの指示通り、
巡回組の援護を終え、動ける奴らを連れて狼牙の溜まり場へ向かっていた。



そんなはずないと、思っていたが場所は、


東第3倉庫_________………。



リンが言った場所だった。



不気味なこの感じはなんで言えばいいのだろうか。


とにかく一刻も早く合流せねばと、俺は焦っていた。




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