不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。下
#.12 虚無
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side.ショウ
あの日、俺はアカリさんの指示通り、
巡回組の援護を終え、動ける奴らを連れて狼牙の溜まり場へ向かっていた。
そんなはずないと、思っていたが場所は、
東第3倉庫_________………。
リンが言った場所だった。
不気味なこの感じはなんで言えばいいのだろうか。
とにかく一刻も早く合流せねばと、俺は焦っていた。