不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。下



目の前にいた筈の、アイツがいない…

誰もが本当に長い夢だったのではないだろうかと、疑った。




「お、おい、傷が……!」

「痛くない……」

「古傷も治ってやがる……」





光龍全員の、傷が治っているこの状況は本当に現実なのだろうか。
   




こんなにも懇願したことはない。




頼む……


誰か説明してくれ……









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