もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
家の外の水道で私に肩を貸してくれる恭。

足を拭いてくれる恭。

先に手を洗う恭・・・。


そのすべてを記憶にやきつけた。

もしも失った記憶を取り戻せたとき、今の記憶がなくならないように・・・。

私は目を閉じて記憶を自分の中に刻みこんだ。
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