もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
いろいろな憶測で頭がいっぱいだった私にかけられた嶺の言葉。
「あの先生は長谷部さんが紹介してくれたんだ。自分が一番世話になった先生できっと鈴にあっているって。鈴を支えてくれるって。」
「・・・・」
「かなり人気の先生で新規の患者はほとんど受け入れてないみたいなんだ。でも、長谷部さんが頼んでくれて、診察を受けられるように手配してくれた。」
知らなかった話がまた・・・。
嶺が見つけてくれたのかと思っていた私はおもわず黙り込む。
「ごめん。長谷部さんからは口止めされてたんだ。俺が見つけたっていうように言われてた。」
「・・・」
「鈴」
「ん?」
嶺が赤信号で車が停まり私の方を見た。
「よかったら出かけないか。行きたいところが一軒あるんだ」
「・・うん」
行き先が分からないまま、頭痛も治まっていたから頷くと「ありがとう」と嶺が微笑んだ。
「あの先生は長谷部さんが紹介してくれたんだ。自分が一番世話になった先生できっと鈴にあっているって。鈴を支えてくれるって。」
「・・・・」
「かなり人気の先生で新規の患者はほとんど受け入れてないみたいなんだ。でも、長谷部さんが頼んでくれて、診察を受けられるように手配してくれた。」
知らなかった話がまた・・・。
嶺が見つけてくれたのかと思っていた私はおもわず黙り込む。
「ごめん。長谷部さんからは口止めされてたんだ。俺が見つけたっていうように言われてた。」
「・・・」
「鈴」
「ん?」
嶺が赤信号で車が停まり私の方を見た。
「よかったら出かけないか。行きたいところが一軒あるんだ」
「・・うん」
行き先が分からないまま、頭痛も治まっていたから頷くと「ありがとう」と嶺が微笑んだ。