もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
嶺に”ありがとう”といわれるたびに、私は存在する意味を見出してもらっているような気になっていた。
「何時からやる?」
「うーん。シャワー浴びたいから1時間後でもいい?」
「もちろん。じゃあその前に洗濯するから、洗濯物出しておいてね。」
「了解!」
洗濯は私が嶺の分も一緒にまわす。高層マンションのベランダにはさすがに洗濯物は干せなくて浴室乾燥機で服を乾かす。
嶺は脱いだ服をその辺に置いてしまうらしく、洗濯をする前には必ず声をかけないと、そのあとの洗濯の時に大量に服が出てくることがある。
「ごちそうさまでした!」
嶺は食事のあとの洗い物をいつも一緒にしてくれる。
私が洗う係。嶺が拭いて片付ける係にいつの間にかなっていた。
「何時からやる?」
「うーん。シャワー浴びたいから1時間後でもいい?」
「もちろん。じゃあその前に洗濯するから、洗濯物出しておいてね。」
「了解!」
洗濯は私が嶺の分も一緒にまわす。高層マンションのベランダにはさすがに洗濯物は干せなくて浴室乾燥機で服を乾かす。
嶺は脱いだ服をその辺に置いてしまうらしく、洗濯をする前には必ず声をかけないと、そのあとの洗濯の時に大量に服が出てくることがある。
「ごちそうさまでした!」
嶺は食事のあとの洗い物をいつも一緒にしてくれる。
私が洗う係。嶺が拭いて片付ける係にいつの間にかなっていた。