もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
慌てて近くに見えた公園に向かい水飲み場を見つけるとカバンの中にいつも入れている非常用の鎮痛薬を口に入れ、水をのんだ。
あまりの痛みに立っていられず私は水飲み場の横に座り込む。
平日の昼間。
近くには人がいない。
痛む頭を抱えながら私は目を閉じた。
消えて・・・消えて・・・
と記憶の中から聞こえてくる声が止まることを願う。
でもその声はとまらなかった。
『そうやって私を死なせるつもりなんだろ?不幸にするだけ不幸にして、私を死なせる。あんたは悪魔だよ!悪魔!鬼!お前が生まれなければよかったんだ。そうすれば・・・私は幸せだったかもしれないのに!悪魔!死ね!死んでしまえ!』
「いやーっ!!」
そこで、私の頭は真っ白になった・・・
あまりの痛みに立っていられず私は水飲み場の横に座り込む。
平日の昼間。
近くには人がいない。
痛む頭を抱えながら私は目を閉じた。
消えて・・・消えて・・・
と記憶の中から聞こえてくる声が止まることを願う。
でもその声はとまらなかった。
『そうやって私を死なせるつもりなんだろ?不幸にするだけ不幸にして、私を死なせる。あんたは悪魔だよ!悪魔!鬼!お前が生まれなければよかったんだ。そうすれば・・・私は幸せだったかもしれないのに!悪魔!死ね!死んでしまえ!』
「いやーっ!!」
そこで、私の頭は真っ白になった・・・