もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
恭の言葉が聞こえていた嶺もキッチンから私の方を見ていた。
そして手を止めて私の方へ向かってくる。
「大丈夫か?」
「ごめんなさい・・・」
謝る私に私の肩に手を置いて首を横に振る嶺。
「寝室に戻ろう。食事は食べられるときに食べてくれたらいいから。」
「ごめんね・・・」
せっかく作ってくれたのに。私、嶺に失礼なことばかりしてる・・・・。
罪悪感に襲われながら私は嶺に支えられて寝室へ向かった。
「長谷部さんとごはん食べてくるな」
そう言って私を寝室にひとりにしてくれる嶺。
ずっと聞こえ続けている声。
私に対して、罵倒する声。
その声に私の頭ががんがんと痛む。
そして手を止めて私の方へ向かってくる。
「大丈夫か?」
「ごめんなさい・・・」
謝る私に私の肩に手を置いて首を横に振る嶺。
「寝室に戻ろう。食事は食べられるときに食べてくれたらいいから。」
「ごめんね・・・」
せっかく作ってくれたのに。私、嶺に失礼なことばかりしてる・・・・。
罪悪感に襲われながら私は嶺に支えられて寝室へ向かった。
「長谷部さんとごはん食べてくるな」
そう言って私を寝室にひとりにしてくれる嶺。
ずっと聞こえ続けている声。
私に対して、罵倒する声。
その声に私の頭ががんがんと痛む。