もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
「私、ちゃんと向き合う覚悟ができたの。」
「・・・」
探るような目で私を見る嶺。
「大丈夫。でも、私一人では無理かもしれない。」
「・・・」
「こんな私でも、付き合ってくれますか?記憶を取り戻すために。力を貸してくれますか?」
目をそらさず、合わせたままでしばらく私たちの間に沈黙が流れる。
「・・・当たり前だろ」
絞り出すように言った嶺の言葉にはずっしりと見えない重みがあった。
まるで今までの私を想ってくれている嶺の気持ちの重さのようで、私には心まで重みが伝わる。
「ごめんね・・・嶺・・・迷惑ばかりかけて・・・心配ばっかりかけて・・・」
「ばか」
嶺はそう言って笑った。
私は嶺のいれてくれたミルクティを一口飲んでから嶺を見た。
「おいしい!あったかい」
嶺は私を見て微笑む。
「よかった」
「ごめんね。朝はちゃんと飲めなくて」
「・・・」
探るような目で私を見る嶺。
「大丈夫。でも、私一人では無理かもしれない。」
「・・・」
「こんな私でも、付き合ってくれますか?記憶を取り戻すために。力を貸してくれますか?」
目をそらさず、合わせたままでしばらく私たちの間に沈黙が流れる。
「・・・当たり前だろ」
絞り出すように言った嶺の言葉にはずっしりと見えない重みがあった。
まるで今までの私を想ってくれている嶺の気持ちの重さのようで、私には心まで重みが伝わる。
「ごめんね・・・嶺・・・迷惑ばかりかけて・・・心配ばっかりかけて・・・」
「ばか」
嶺はそう言って笑った。
私は嶺のいれてくれたミルクティを一口飲んでから嶺を見た。
「おいしい!あったかい」
嶺は私を見て微笑む。
「よかった」
「ごめんね。朝はちゃんと飲めなくて」