もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
嶺の胸の中から見上げた月はまんまるで優しかった・・・。
私は今まで何度こうして月を見上げて来たのだろうか。
過去の私は月を見ながらどんなことを考えていたのだろうか。
嶺にこんなに愛されていたのに、嶺の元を去ったのはどうしてなのだろうか・・・。
そして・・・今頃・・・恭は何をしているのだろうか・・・。
過去と現在が入り混じる心の中で、月だけが明るくそれから歩く道を照らしているようだった。
私は今まで何度こうして月を見上げて来たのだろうか。
過去の私は月を見ながらどんなことを考えていたのだろうか。
嶺にこんなに愛されていたのに、嶺の元を去ったのはどうしてなのだろうか・・・。
そして・・・今頃・・・恭は何をしているのだろうか・・・。
過去と現在が入り混じる心の中で、月だけが明るくそれから歩く道を照らしているようだった。