もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
急に目の前が真っ白になる・・・。


『いや・・・』

私の声・・・

『いや・・・』


その震える声に思わず目を閉じる。

浮かぶのは真っ赤に染まった私の両手・・・


『いやーっ!』
「キャーッ!!」


そこで、私はまぶしすぎる光の中に全身を吸い込まれた。
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