もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
これが最初で最後かもしれない・・・


もう二度と会えないかもしれない。


鈴が目覚めた時、俺のことを覚えていないかもしれない。


もしかしたら、二度と鈴は目を覚まさないかもしれない。


これで最後にしたくはないと願いながら、俺は長く長く鈴の手に口づけた。


どうか・・・・もう一度目を覚ましてくれ・・・

もう一度会いたい・・・話がしたい・・・抱きしめたい・・・
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