もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
「うんん。眠くなっちゃった。」
言いかけた言葉を飲み込んで、私は恭との間にできた小さな隙間を埋めた。
「・・・」
同じように恭も言葉を飲み込む。
私は恭の胸の中で目を閉じる。
大丈夫という恭の言葉を思いだしながら。何度も心で繰り返しながら。
そしてまた夢の世界に落ちていく。
恭は私と眠る時、私が眠るまで目を閉じない。
抱きしめて、私が眠りに落ちるまで不安にならないようにしてくれている。
言いかけた言葉を飲み込んで、私は恭との間にできた小さな隙間を埋めた。
「・・・」
同じように恭も言葉を飲み込む。
私は恭の胸の中で目を閉じる。
大丈夫という恭の言葉を思いだしながら。何度も心で繰り返しながら。
そしてまた夢の世界に落ちていく。
恭は私と眠る時、私が眠るまで目を閉じない。
抱きしめて、私が眠りに落ちるまで不安にならないようにしてくれている。