もう一度君と ~記憶喪失からはじまる2度目の恋~
目を開けると真っ白な天井が視界に入った。
少し視線を横に向けるとそこには座っている恭が、私を見ていた。
「平気か?」
心配そうに私を覗き込む恭。
「・・・」
私は体を起こした。
そして・・・
何かにすがりたくて恭に手を伸ばした。
体を起こすとすぐにそこが病室だとわかる。
でもそこには恭と私以外は誰もいない。
恭は椅子から立ち上がりベッドに腰かけると私の体を抱きしめてくれた。
今の自分の意識が消えてしまうのではないかと不安だった。
もう一度目を覚ました時、またすべてを忘れてしまったらどうしようかと怖かった。
少し視線を横に向けるとそこには座っている恭が、私を見ていた。
「平気か?」
心配そうに私を覗き込む恭。
「・・・」
私は体を起こした。
そして・・・
何かにすがりたくて恭に手を伸ばした。
体を起こすとすぐにそこが病室だとわかる。
でもそこには恭と私以外は誰もいない。
恭は椅子から立ち上がりベッドに腰かけると私の体を抱きしめてくれた。
今の自分の意識が消えてしまうのではないかと不安だった。
もう一度目を覚ました時、またすべてを忘れてしまったらどうしようかと怖かった。