Good Night
3章 コンプレックス
お食事会当日…。

緊張しつつも、会社へ。


いつもの半田槽の操作、基盤をカズミさんに渡した。

『実は、今日俺、この間の女性とご飯食べにいくんです。ふたりきりじゃないですけど』
少し驚いた顔をしたが彼女はすぐに微笑む。

『良かったじゃん、ちゃんと楽しんで来なさい。』


これ以上ない励ましの言葉なのに…


俺はカズミさんを見るたんびに
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