月刊ヤングMAGAZIN

「ねぇ、椛

今、そっち、行ってもいい?」




声を聞いたからか

無性に椛の近くに行きたくなった




「え…来てくれるの?」



「あー、ダメならいいよ
ごめん」



「いいよ」

椛の声が
心なしか嬉しそうに聞こえた




「じゃあ、女装して行った方がいいかな?」

オレがわざと言うと椛が笑った





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