月刊ヤングMAGAZIN
そんなことを考えてると
椛が部屋に来た
「嵩琉!」
「なに!?」
「嵩琉、驚きすぎ!」
椛は笑った
「オレも気を付けるけど
今度、ドアノックしてから入ろう!」
「はーい…」
「めんどくさいとか、思った?」
「思ってません!」
椛はオレの隣に座った
「何してた?」
「なに?…別に、ボーっとしてた」
「考えごと?」
椛のこと、考えてた…
とか、言えねーし!
「何も考えてない!」
「なーんだ…
私のこととかだったら、良かったのにな」
椛と目が合って、ドキッとした
椛がそらした
かわいい…
とか思ってしまう